漆喰ってなに?
漆喰とは、消石灰を主原料に糊と繊維を添加した壁材のことをいいます。
まず主原料の消石灰とは石灰石を900℃前後で焼いて生石灰にし、それを適量の水をかけて粉末状に、又は、多めの水に浸してクリーム状にしたものをいいます。
添加剤の糊とは主に北海道日高などで取れる黒銀杏草(くろぎんなんそう:海草)などを、鍋に水を張り、沸騰させずに大方溶けるまで煮込み、茎や筋の硬い部分を取り除いたドロドロネバネバ上のものをいいます。粘着性と施工性を高めるためのものです。
繊維は漆喰の場合、麻の繊維を細かく揉みほぐし15mm前後に長さを揃えたものを使います。ひび割れ防止のツナギとしてや、石灰が硬化するために欠かせない保水の役目をします。
その3種類の素材を混ぜ合わせたものを漆喰といいます。
漆喰材料の種類としては、自分で素材から加工して作る現場調合漆喰と、袋入りの紛体で全て調合済みの水を加えて練るだけで漆喰ができるプレミックス商品、あらかじめ練りこんで直ぐに使える練り込みタイプの商品があります。
全て天然素材の原料を配合し作られている物が主ですが、中には化学製品を配合したものもあるので原料の確認をされることをお勧めします。
枦宇土町のモデルハウスの玄関に漆喰を使用しています!
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