おはようございます!Smileホームの宮地です。
今回は家づくりの豆知識をご紹介します。
土地の神様へのご挨拶をし、工事の安全や家の繁栄を願って執り行う儀式が地鎮祭です。
地鎮祭は「じちんさい」とも言われますが、正しくは「とこ しずめ の まつり」と読みます。
地鎮祭は起工式の前に行う儀式で、大安・先勝・友引などの日に行うのが一般的です。
一般的な地鎮祭の流れは、
修祓(しゅばつ)・・・祭に先立ち、参列者・お供え物を祓い清める儀式。
降神(こうしん)・・・祭壇に立てた神籬(ひもろぎ)に、その土地の神・地域の氏神を迎える儀式。神職が「オオ~」と声を発して降臨を告げる。
献饌(けんせん)・・・神に祭壇のお供え物を食べていただく儀式。酒と水の蓋を取る。
祝詞奏上(のりとそうじょう)・・・その土地に建物を建てることを神に告げ、以後の工事の安全を祈る旨の祝詞を奏上する。
四方祓(しほうはらい)・・・土地の四隅をお払いし、清める。
地鎮(じちん)・・・刈初(かりそめ)、穿初(うがちぞめ)、鍬入(くわいれ)当が行われる。設計・施工・建主に振り分けることが多い。
玉串奉奠(たまぐしほうてん)・・・神前に玉串を奉り拝礼する。玉串とは、榊に紙垂(しで)を付けたもの。
撤饌(てっせん)・・・酒と水の蓋を閉じお供え物を下げる。
昇神(しょうしん)・・・神籬に降りていた神をもとの御座所に送る儀式。
馴染みのない言葉ばかりですね・・・。
人の生活の基盤にあるのは家だと感じます。そして、大事な家族を守る家を支えてくれるのは土地です。そう考えると家づくりにおいて地鎮祭というのは、大切な儀式ではないかな?とおもいます(^^)