4月に入り、暦の上ではいよいよ春の到来です。
4月・春といえば「入学式・入社式」、「花見」、「衣替え」で慌ただしく毎日を過ごしている方も多いかもしれませんが、その一方で早くも4月末からのゴールデンウィークを心待ちにしている方もいらっしゃるかもしれませんね・・・まだ早いですよ(^^)
とは言っても、この時期になると誰しもが経験することがあります。
それは、「春は異常に眠くなる」ということです。そうなってしまうから先のゴールデンウィークが待ち遠しくなってしまうのかもしれませんが、とにかく睡魔に襲われることが多くなりがちです。
これは、自律神経が乱れていることが原因で起こるとのことなのですが、自律神経という言葉を聞くと大事のような気もしてきますよね。
何でも、自律神経とは人間の意志とは無関係に、勝手に体の様々な機能を調節してくれるありがたい神経のことらしいので、そんなありがたい神経が乱れるとなると、確かに大事なことなのかもしれません。
自律神経が乱れてしまう原因は、春の寒くなったり暖かくなったりする寒暖の変化におるものが大きいのですが、その他にも春には眠気を誘う脳内物質が出やすくなるとか日照時間が影響を与えるとか、様々な要因が合わさっているようです。
そう考えると、「春は眠くなるのはしょうがない」と諦めるしかないのかもしれませんが、私たちでもできる予防策のようなものはあるようです。
厳密に言えば予防策ではないのですが、春になり気温が上がってくると、人間の身体は新陳代謝がとても活発になり、ビタミンがどんどん消費されていくことになります。ビタミン、とりわけビタミンB1が不足すると、疲れやすい、何となく体がだるい、眠いといった3拍子揃った感じになってしまいますので、意識的にビタミンを多く摂取することで「春に眠くなってしまう」病を緩和することができるようです。
ただ、中国の詩人も昔言っていました。「春眠暁を覚えず・・・」で始まる有名なこの漢詩で、寒くも暑くもない春の眠りはとっても心地よくつい寝過ごしてしまうと声高らかに謳っています。
現実的にできるかどうかは別にして、人生で1/4しか経験できない春という季節を大いに満喫するためにも、自然の摂理に逆らわずに生活するのもいいかもしれませんね(^^)
現実的にできるかどうかは別にして・・・ですが・・・