狭さをどうクリアする?
みなさんが住まいの不満を考えるとき、「狭い」というのは結構順位が高いのではないでしょうか。
ただ広いだけの家より、狭くてもいろいろな気配りや工夫のある家の方が「いい家」になる可能性は高いはずなのです。今回は、そんな「狭くても快適に暮らす家づくり」のポイントをご紹介します。
①収納を考える
「家の中をスッキリさせたいので、収納スペースはたくだん欲しい」という方は多数派です。その通り、収納スペースは大切です。でも何年も見たことのないもの、本当は必要ではないもののために、限られたスペースを費やすというのはどうでしょう?
それは「物を大切にしている」というよりは、「スペースを無駄にしている」ということにはなりませんか?
②優先順位を考える
空間が限られていればいるほど、本当に必要なもの・
一番大切にしたい部屋など優先順位を考える必要があります。自分や家族のライフスタイルを振り返り、優先順位を決めていくことでムダな空間を削ぎ落とし、自分の欲しい空間に割り当てるということができます。
③楽しく住む
住まいづくりのなかで「回遊性」という言葉を聞いたことはあるのでしょうか。
家の中をグルグル回れる動線、間取りになっているものに使います。行き止まりのない動線、いくつかの道順の選択肢がある楽しさ、自由に動き回れるということは「狭い」という感覚の解消につながっていきますし、各部屋を移動スペースとして使うことができれば廊下のスペースを省くこともできるかもしれません。
空間に余裕がないからこその「考え抜かれ洗練された家」「余分なもののない潔い家」。狭さに負けず、個性溢れる自分たちだけの住まいを手に入れましょう(^^♪