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皆さんこんにちは。

スマイルホームの尾崎です。

今日は家づくりの豆知識をご紹介します。


2つの収納法

見せる収納1


見せる収納2


見せる収納3

収納の仕方には大きく分けて2通りの方法があります。それは、「隠す収納」と「見せる収納」です。壁一面などにオープンな棚などを用意して、自分のお気に入りをいつでも見られるようにする収納法におこがれをいだいている方も多いはず。ただ、ここで注意が必要なのは、見せる収納は誰にでも向いている収納方法ではないということです。オープンな棚などは、物も置きやすく、気軽にどんどんおいてしまうと統一感がなくなり、結果大変なことになってしまいがちです。

たとえば、リビングの壁一面が見せる収納になっていた場合、家族の趣味の品や本・雑誌、生活用品など、様々な色やテイストのものがバラバラに置かれることになり、収拾がつきません。見せる収納の鉄則は、「飾れるもののテイストを揃える」ということですので、整理整頓が得意、または好きでこまめに棚を整頓できる人でないと、物が溢れかえって「見せられない収納」になってしまいます。

様々な色や形の物をうまく配置してすっきり見せるためには、ある程度のセンスと努力が必要ということなんですね。特にお子さんが小さいうちは、カラフルなおもちゃや絵本など、多くの色や形が家の中に溢れていますので、空間の中の物を抑え目にしないと、雑然として落ち着かない印象の部屋になってしまいがちです。


その点、扉がある収納スペースであれば、中がどうなっていようと扉を閉めてしまえばとりあえずスッキリとした空間が見えます。なので、これから家づくりを検討される方は、見た目のカッコよさばかりを気にするのではなく、実際に生活をしている時のことを考えて、どちらにするかを決めなければなりません。


狭さをどうクリアする?


みなさんが住まいの不満を考えるとき、「狭い」というのは結構順位が高いのではないでしょうか。

ただ広いだけの家より、狭くてもいろいろな気配りや工夫のある家の方が「いい家」になる可能性は高いはずなのです。今回は、そんな「狭くても快適に暮らす家づくり」のポイントをご紹介します。


狭さをどうクリアする?


①収納を考える

「家の中をスッキリさせたいので、収納スペースはたくだん欲しい」という方は多数派です。その通り、収納スペースは大切です。でも何年も見たことのないもの、本当は必要ではないもののために、限られたスペースを費やすというのはどうでしょう?

それは「物を大切にしている」というよりは、「スペースを無駄にしている」ということにはなりませんか?

②優先順位を考える

空間が限られていればいるほど、本当に必要なもの・ 一番大切にしたい部屋など優先順位を考える必要があります。自分や家族のライフスタイルを振り返り、優先順位を決めていくことでムダな空間を削ぎ落とし、自分の欲しい空間に割り当てるということができます。

③楽しく住む

住まいづくりのなかで「回遊性」という言葉を聞いたことはあるのでしょうか。

家の中をグルグル回れる動線、間取りになっているものに使います。行き止まりのない動線、いくつかの道順の選択肢がある楽しさ、自由に動き回れるということは「狭い」という感覚の解消につながっていきますし、各部屋を移動スペースとして使うことができれば廊下のスペースを省くこともできるかもしれません。


空間に余裕がないからこその「考え抜かれ洗練された家」「余分なもののない潔い家」。狭さに負けず、個性溢れる自分たちだけの住まいを手に入れましょう(^^♪



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