天草青少年アカデミーを特定非営利活動法人として申請中です。

  以下にその趣旨書を紹介します。

  設立趣旨書

 私たちのふるさと "天草" は、120余の美しい島々からなり、温暖な気候に育まれた素朴な人情にあふれ、南蛮文化が花開いた歴史とロマンの島である。

 かつては、島民24万人を数え、溢れる魚にも恵まれ、また、全国有数の陶石、無煙炭を産出するなど、質素な生活ではあったものの活力に満ちた宝の島であった。

 しかし、近年は若者が進学、就業のため島外に巣立って行き、全国平均を大きく上回る勢いで少子高齢化がすすみ地域の活力が低下していく傾向にある。 このままでは、島の周辺部は究極の過疎地帯となるおそれが多分にある。

 このようなことから、天草の活力を呼び戻し、将来に渡って活力を維持していくためには、「人づくり」事業の振興を図ることが極めて重要な課題となる。そのためには、天草に生活する島民は勿論、天草の繁栄を心から願う人たちの総力を挙げた努力が求められる。

 天草の島民それぞれが、個人の立場で地域の活性化に貢献できる方向を考えてみると、1・2次産業を進展させるためには、経営を強化するか、誘致に努力する方向でしか貢献できない。

 このような歴史的・文化的背景を基にして、「天草青少年アカデミー」に集う私たちは、『天草の青少年の夢づくり、確かな明日のために!!』をキーワードに据えて、教育・科学、文化・芸術、福祉の立場からNPO法人として活動するものである。

 

 

2008年04月11日更新