皆さんこんにちは! オーシャントレイン号の忠文です。
やっと過ごしやすい季節がやって来たようですね。といってもクーラーは必需品で、毎月の電気代が・・・。アパートのクーラーは結構古く、頑張ってはくれているのですが、如何せん電気を食いますねー・・・。節約しないと。
さて、えび船長から新たな指令が届いたようです。
≪今週のお題≫
「それぞれの今住んでいる場所のお国自慢をするのであ~る。」
えび船長、了解しました!
さてさて、現在私が暮らしているのは大牟田市というところです。皆さん聞いたことはあると思いますが、立ち寄ったことがある方は意外と少ないのではないでしょうか。かく言う私も、仕事でこの街に来るまで立ち寄ったことがなかったのです。
というわけで、暮らしてわずか数ヶ月。お国自慢をするほどの経験はないのですが、私なりに自慢してみたいと思います。
ではまず、「コンパクトで住みやすい街」であるところです。
大牟田市は、10万人程度の人口に対しては、土地が狭いと思います。その分、街の機能がコンパクトにまとまっていて、手の届く範囲で、暮らすことが出来るのです。そして、中心市街地でも賃貸価格が高騰していないので、市街から引っ越してくる方々はその利点を十分に享受出来るように思います。また、そのせいもあるのかもしませんが、
次に、「意外と市外から働きに来ている人々が多い。」ことです。
実証的な根拠はなく、私の感覚なのですが、結構流動人口があるのではないかと思います。それは、この街
に「都会」の雰囲気を感じるところからも来ているのですが、何というか周囲の人々が「都会っぽい」のです。シティボーイ・ガールとでも言いますか、私の生まれ育った街にあるような田舎っぽさがないと思います。
実は、大牟田は久留米以南、玉名以北の人口30万人程度の都市圏に位置しています。そして、その中で最大の都市である大牟田は、人や物が集約する土地とも言えます。
続いて、「祭り男と大蛇山」です。
大牟田でおそらく最大のお祭り。それは「大蛇山(ダイジャヤマ)」です。この祭り、なんと1万人規模の総踊りが繰り広げられます。(10万の都市で、1万人ですよ!?)
今年の大蛇山では、私の職場でも揃いの法被を来て、数十人で出場しました。また祭りが近づくと、職場の中には、祭り男達が登場します。彼らが先導し
て、法被が作られ、祭りの準備が整えられるのです。祭り男というのを目の前で見たのは、天草ハイヤに参加した時以来だと思います。こんな人々がいることが、大きな
自慢だと思います。
そして、「炭鉱の歴史と近代化遺産群」
大牟田は、隣接する荒尾とともに、炭鉱の歴史が刻まれた土地です。この土地は、どこを掘っても石炭にぶち当たるかのようです。有りとあらゆる場所、人、物語が、炭鉱と結びつきます。炭鉱が時代の寵児だった時、大牟田の人口は30万を数えていました。当時と現在のギャップが、呪詛のように大牟田を縛ります。
しかし一方で近年、それを跳ね除け、反対に力にしようと、近代化遺産としての価値を纏わせる活動が続いています。活動を繰り広げる方々にお会いするチャンスがあったのですが、皆さん素晴らしい可能性を秘めた方々です。彼らを見ていると、10年後のこの街は、とても面白いことになっているのではないか、そう言わせたくなる方々がいることが自慢なのだと思います。
という具合に、少ない経験ながら、大牟田自慢をしてみました。
最後に、ここ大牟田の銘菓「カステラ饅頭」は絶品です! 特に、「菓舗だいふく」さんのが最高ですよー。一度お試しあれ。