「二江ん漁業ば、どがんかせんばつまらん!!」
あの県知事よりも早く、漁業に危機感を持った平成15年春。地元漁師が立ち上がりマリン部会を結成しました。
会員38人、全員が20~40歳代の漁業後継者中心の若さあふれる部会です。
寄り合いの場は、もっぱらユメール。月1回程度集まっては、二江のこと、漁業振興のことなど、漁師弁丸出しで熱い議論を重ねています。
二江はやさき市の開催
そんなマリン部会の主な活動は、『二江はやさき市』の開催。「二江漁師の手作り夕市」をキャッチフレーズに、二江沖(早崎海峡)で採れた新鮮な魚介類を販売しておりとても好評です。
しかし、地元産しか扱わないというポリシーがゆえに、出品物が時季や天候に左右されるなど課題等もあります。
今後も、試行錯誤を重ねながら、地元だけでなく、市外からの観光客など、より多くの人にも日本の宝島天草・二江の水産物を食べてもらい「二江の○○○が一番」と呼ばれるように知名度を高め、ブランド化していくことが目標です。
天草市も漁業後継者が年々少なくなっておりますが、これらの活動を更に発展・展開していくことで、これからの二江・天草の漁業を盛り上げていきたいと思っています。