6月11日(木)、前夜からの梅雨前線の活発な活動により、二江地域も想定外の豪雨に見舞われました。
ニュースでは、君川水学習センターに避難された住民へのインタビューなどが何度も繰り返し放送され、
心配されたご親戚や知り合いの方も多かったと思います。
特に、内野川の流水が流れ込んだ中須(君川水橋のたもとから五和熊電までの間)の被害が大きく、
床上・床下浸水した家屋が何軒もありました。幸いにも人的被害がなかったことが何よりでした。
熊本県では、7月上旬に降雨量が最も多くなるという熊本地方気象台の統計結果もあります。
梅雨はまだ明けていません。何十年に一度というゲリラ豪雨や内野川の水が流れ込むという想定外の
現象もこれからは想定しておかなればなりません。
気象情報に留意しながら、いざというときに普段から備えてくことがとても重要です。
君川水橋 8:14 【掲載順が時間的に前後していることをご了承ください。】
消防団による排水作業 12:49
消防団による排水作業 14:20
旧杉下薬局の裏
君川水学習センター前の県道 9:16
五和熊電周辺(最も被害が大きかった場所) 8:28
東雲寺保育園(旧二江保育所)の入口 8:40
市道小平線(田向)
大量の土砂が流れ込んだ水田(田向)
中須の畑 12:19
通詞島海水浴場先の道路
旧二江小学校職員室の裏
二江川の河口(漁協五和支所横)に堆積した土砂
昭和28年7月18日に発生した大水害のようす
五和町管内における被害状況の速報は、
床上浸水 11件
床下浸水 49件
工事が必要な土砂崩落(道路・農地など) 約60件
工事まではいかない土砂崩落(道路・農地など) 約6件
家屋裏の土砂崩落 約20件
となっています。
被災された皆さまにお見舞い申し上げますとともに、
一日も早い復旧を心からお祈り申し上げます。