ガルニエ神父の思い今も

夕闇に包まれて

 

 

 天草西海岸をドライブ大江天主堂に立ち寄った。教会はフランスのガルニエ神父が建てられた。

 

 司馬遼太郎の街道をゆく・島原天草の諸道にも紹介されている。

 

 いまこの地で、聖者のように追慕されているルドヴィコ・ガルニエ(1860~1940)という神父が赴任するのは明治25年である。・・・・・この方は80歳でなくなるまで、一度もフランスに帰らず、この山の中に居続けたのです

 

 同じ服を着て、食べるものはカライモとネギだけでした」死ぬときも、かたわらのひとたちに「私の墓はよか石で造るに及ばん。そぎゃん金が有ったら、病人や暮らしに困っている人にやってくれ」という意味のことを言い残した。(街道をゆくより)

 

 夕闇に浮かぶ大江教会は今もひっそりと村の各家庭の団欒を見守っている様である。

キーワード: 大江教会
コメント(2件)
1   天主堂の写真
トップの写真も(すきだな~)と思っていつも拝見していました。

夜の写真も 幻想的で 実際にはもっと幽玄的だろうな~!と思っています。
mimiko URL 2011年10月24日 08時33分11秒     
2   夕闇に包まれて
実は夕陽の写真を取りに出かけたのですが良い写真が撮れなくて、帰りに大江天主堂へまわりました。静かで雰囲気がありました。いつもコメントありがとうございます。!(^^)!
管理人 2011年10月24日 19時50分35秒     

 

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