医食同源と美活同源
ごみ

 熊本県立大学の蓑茂寿太郎理事長が地域づくりについて講演された。

 医食同源は、「病気をなおすのも、食事をするのもその生命を養い健康を保つためで、その本質は同じだ」という意味で使われる。  

 生活基盤としての土地も同様に生き生きしたコミュニティがあってこそ心地よい界隈をみせる。そこで地域再生には「まず美しい環境だ」と主張。美しい地点には人が集まり活気が溢れる。美しい風景の道筋にはたくさんの人が行き交う。「美しい町にするのも町に活力を沸き立たせるのも、人々の喜びを満たし、生きる力を地域に継続させるためで、その本質は同じだ」と美活同源を提唱されました。

意識が人格となる

朝の清掃

 右の写真は、朝から、沿道の清掃をされているベスト電器本渡店の富永さんです。ベスト電器本渡店では、就業前に近隣の沿線を手分けして清掃をされています。上の写真は、出勤前に拾った「ごみ」です。 食べたカスをそのまま放り捨てる姿は「人間がサル化」しているようでもあります。

 美しい町になるように、皆で取り組み、町に活力を沸き立たせたいものです。

 拾うことより、まずは捨てないこと。ごみに気付いたら、そっと片づけること。少しづつ、「美活同源」を意識することが重要ではないでしょうか。

 意識が行動となり、行動が習慣となり、習慣が人格となる。サルとなるか人格者となるか、それはまずは意識をどこに持つかではないかと思いす。美活同源を意識し、本当の意味での日本の宝島天草を目指しいものです。天草市では「花咲プロジェクト」も始まりました。市民一人ひとり、NPO、地区振興会単位で花を植え、天草の島を花いっぱいにする運動です。市の広報に詳しく掲載されています。

 

キーワード: 美活同源、景観、花
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