子は宝 地域で見守る 鯉のぼり
木々には若葉が茂り、ぬけるような青空と澄んだ空気が気持ちの良い季節を迎えました。
ゴールデンウィークに天草をドライブ。五和町手野地区の内野川に元気に泳ぐ鯉のぼりが目にとまりました。
手野地区では小学校に今年入学した生徒の数と同じ数の鯉のぼりを泳がせるそうです。
今年は6人 男女仲良く3人づつの様です。入学おめでとうの文字が書かれた看板。横には「芹生の郷」のモニュメントがしっかり見守っています。
手野地区は芹が自生していたところから「芹生の郷」と命名したとのこと。
『丈夫と思へるものを 太刀佩きて かにはの田居に 芹子そ摘みける』(妙観命婦 万葉集巻第20 4456)
芹を贈られた女性の返歌で、立派な太刀をつけて堂々としているあなたが、仕事を終えてから私のために、夜の間にこんなに芹を摘んで下さりありがとうの意だそうです。
子供達には、人のために何かを成し、そのことに感謝する人に育って欲しいと思います。