今日は105歳で亡くなったお婆ちゃんの葬儀に参列した。
明治、大正、昭和、平成と激動の中で重い荷物を背負い生きてこられた。
明治女の凛とした生き方。いつも笑顔を絶やさず散歩を楽しみ105年をサラリと生き抜いてこられた。
とかく私たちは現状に満足せず、常に何かを欲して生きている。そのことによってかえってストレスを溜めていないか。故人のように風のようにサラリと生き多くの人に見送られる人生を模範としたい。
帰り道に『天草宝島国際交流会館ポルト』で開催中の「天草今昔」に立ち寄った。昭和30年前後の天草の暮らし、仕事、祭りなどがモノクロ写真で紹介されている。
その表情は貧しい中にも生き生きと活力に溢れていた。そこに映し出された人たちの笑顔もおおらかだった。