クリスマスイブに誓ったこと

過去からの手紙

 

 昨夜はクリスマスイブ 年齢を重ねると楽しみもその分半減していくような気持ちで迎えた。

 

 子供達はそれぞれのクリスマスイブを楽しんでいる。家族でケーキ入刀などというイベント的なこともない。

 

 夫婦水入らず、紅茶とショートケーキで静かなイブを過ごすことにした。

 

 「最近の人たちは携帯でメールできるし便利ね」と妻。「でもスマホではメール障害が起きて個人情報が漏れる事もあるんでは」と私。

 

 携帯電話は便利である。相手がたとえ出なくても着信履歴は残る。メールをしておけばとりあえず連絡した事実は残る。最近では待ち合わせの時間さえ「ごめん少し遅くなる」で済ませてはいないか。

 

 「そうね私たちが若いころは手紙しかなかったから」タンスから持ち出した独身時代の手紙。そこには昭和51年12月24日の消印。

 

 「読もうか」と妻が言った「いやいいよ」 若いころの弾むような思いがよみがえりドキリとした。その場所へもう一度戻りたい気もした。でも叶わないこと。それより大切な思いを心に留め、これから先も夫婦で楽しい日々を送り、積み重ねの日々が20年30年先に良い想い出となるようにしたいと誓った。

 

 

キーワード: 手紙、クリスマス
コメント(2件)
1   素敵な
素敵なクリスマスですね
塩こんぶ 2011年12月25日 19時52分36秒     
2   塩こんぶさんへ
塩こんぶさんコメントありがとうございます。

最近は人間が文明の便利さに翻弄されているような気がします。

今日、本屋で五木寛之「下山の思想」という本を買ってきました。

日本はこれまでの高度成長期に、山で例えるならリュック一杯荷物を詰め込み一気に山頂を登りつめた。

近年は、景気低迷、エネルギー問題、高齢社会の問題を含め、日本は下山の時代を迎えていると皆が感じ始めているのではないか。
 
下山と言えば後ろ向きな発想であると思われがちだが、山登りの経験がある人は、下山は体力的には楽であり、景色を見る余裕もあることを知っている。

しかし事故が起きやすいのも下山である。少しゆっくり周りを見ながら日々の暮らしを見直せば豊かで人間らしい自然な暮らし方が出来るのではないか。

クリスマスイブ、年の瀬、初詣など色々な機会をとらえ生き方について考えてみたいと思っています。!(^^)!


管理人 2011年12月25日 21時55分48秒     

 

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