縁結び染岳観音院

釈迦如来 染岳観音院染岳観音院と美男蔓

 今日は午後から天草市本渡町染岳にある染岳観音院に参拝した。麓にあるグラウンド駐車場に車を止め歩いて30分少々で行くことが出来る。

 

 道は緩やかに上っている。今はモミジの紅葉が美しい。途中は杉木立に包まれ畏怖の念を抱く。やはり霊場としての歴史がそう感じさせるのかもしれない。

 

 少し歩くと釈迦如来と出逢う。立ち止まりそのお顔を見つめると優しく微笑みかけられたようで少しほっとする。

 

 染岳観音院は、941年(天慶4年)弘法大師の法孫妙覚法印の開基と伝えられている。歴史がある寺だけに境内には大木がうっそうと茂り霊気が漂っている。庭には美男蔓が赤い珍しい形をした実を付けていた。

 

 この日は住職が竹箒で境内を清掃された後と思われ、幾重にも真っ直ぐに伸びた箒掛けのあととが美しかった。

 

 霊場という厳しいイメージとは別に若い男女の縁結びのご利益があるという。
 

 この観音が修復されるとき、長崎の仏師に観音像を彫刻させ元の観音様の本尊を体内に刻み込ませたことから、ハラゴミ観音と呼ばれ安産や男女縁結びの仏様として信仰されてきたということかららしい。

 

 車を降り少し汗をかきながらゆっくりと歩めば、普段気付かなくなっている自然への畏敬や澄んだ自然の気配などを感じるのもいいものです。

 

 

 

 

 

 


コメント(2件)
1   縁結び
息子たち夫婦が 安産祈願へ行ったような(*^_^*)

おかげ様で 良い子に恵まれました。
mimiko 2011年11月27日 08時06分09秒     
2   mimikoさんへ
最近は文明に頼り過ぎている気がします。
たまには自然や神社仏閣など長年地域で守ってきたものを、もう一度しっかり見つめなおすことも必要と感じています。
管理人 2011年11月27日 17時52分25秒     

 

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