天草市亀場町にある「梶原鉄工所」が店を閉じられます。船舶用焼玉エンジンの鋳造などを手掛けておられたそうです。時代の流れとはいえ地域の経済発展の一翼を担っていた「町の鍛冶屋さん」が閉まることに寂しさを感じす。整然と並んだ機械がまだまだ頑張れるとつぶやいたような気がしました。
右に写っているのは、梶原鉄工所製の鍬です。大量生産の鍬とは違い、ずっしりとした重みが逆に畑作業を楽にしててくれます。握った感じもしっくりします。先祖から譲り受けたわずかばかりの農地ではありますが、天草の町の鍛冶屋さんが丹精込めてつくられた鍬で、秋野菜の作付に取り組みたいと思います。
船舶用焼玉エンジン ユーチューブより http://www.youtube.com/watch?v=IxleOipezzQ
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