クリスマスイブに誓ったこと
昨夜はクリスマスイブ 年齢を重ねると楽しみもその分半減していくような気持ちで迎えた。
子供達はそれぞれのクリスマスイブを楽しんでいる。家族でケーキ入刀などというイベント的なこともない。
夫婦水入らず、紅茶とショートケーキで静かなイブを過ごすことにした。
「最近の人たちは携帯でメールできるし便利ね」と妻。「でもスマホではメール障害が起きて個人情報が漏れる事もあるんでは」と私。
携帯電話は便利である。相手がたとえ出なくても着信履歴は残る。メールをしておけばとりあえず連絡した事実は残る。最近では待ち合わせの時間さえ「ごめん少し遅くなる」で済ませてはいないか。
「そうね私たちが若いころは手紙しかなかったから」タンスから持ち出した独身時代の手紙。そこには昭和51年12月24日の消印。
「読もうか」と妻が言った「いやいいよ」 若いころの弾むような思いがよみがえりドキリとした。その場所へもう一度戻りたい気もした。でも叶わないこと。それより大切な思いを心に留め、これから先も夫婦で楽しい日々を送り、積み重ねの日々が20年30年先に良い想い出となるようにしたいと誓った。