Dr.-ebi.gif「ウォッホン!話を戻すかのう。さて、どこまで話したかの?」

 

えび船長(海老伝)「クマがカフェにやってきたところまでであ~る。我輩たちはそのままクマに案内してもらって船でガルフィン号に行ったのであ~る。あの船にも驚いたであるが、もっと驚いたのは博士であ~る。ふぉっふぉっふぉ~。今思い出しても面白いのであ~る。」

 

Dr.-ebi.gif「え~い、馬鹿にしおって!ちょっと歌っておっただけじゃろう!」

 

~えび船長の回想シーン~

 

えび船長(海老伝)「ずいぶん歩いてきたが、まだであるか?干からびてしまいそうであ~る。」

 

nobu「船長が干上がったらいい出汁がとれそう……、なんでもないです。」

 

クマ=ブルイン「もうすぐ着きますよ。ほら、見えてきました!あそこに見える帆船が私達の船『ガルフィン号』です。お~い!帰ったよ~!」

 

えび船長(海老伝)「すごい船であ~る!イルカさんとカモメの翼がついているのであ~る!!」

 

ガルフィン号一同「お帰りなさい!」

 

クマ=ブルイン「えび船長、紹介します。ガルフィン号の仲間です。左から船長のとっぴー、設計士のジョナサン、コックのトミー、船旅サポーターのみほどんです。」

 

 

ガルフィン号一同「よろしくお願いします!」

 

 

えび船長(海老伝)「えび船長であ~る。よろしく頼むのであ~る。む?そちらのみほどんとやら。どこかでみたことがあるのであ~る。確かさっきのカフェに置いてあった写真に……。」

 

 

nobu「みほさんじゃないですか!!修行の旅に出たと聞いていましたが、この船に乗っていたんですか!」

 

 

えび船長(海老伝)「知り合いであるか?」

 

 

みほさん「私もEBI’sカフェにいたんですよ。忠文さんやrareみたいに修行の旅に出たんだけど、いつの間にかガルフィン号の船倉に居たの。」

 

 

えび船長(海老伝)「ふぉっふぉっふぉ~。これもなにかの縁であ~るな。この調子なら、先に旅だった二人もすぐに見つかるはずであ~る。…………ところで、先ほどから流れているこの楽しげな歌はなんなのであ~るか?」

 

 

焼こ~う♪焼こ~う♪えっびやきマ~ン♪

 

 

toppi.gif「……ああ、博士ですね。ときどき気分が乗ってるときに歌い出すんですよ。」


 

えび船長(海老伝)「あそこが博士の部屋であ~るな?ちょっとお邪魔するのであ~る。」

 

 

Dr.-ebi.gif「焼こ~う♪焼こ~う♪えっび焼き……誰じゃ?わしが歌っておるときには入ってくるなとあれほど……ぬお!バスコ・ダ・エビじゃないか!こんなところで何しておるのじゃ!」

 

 

えび船長(海老伝)「おひさしぶりであ~る、博士。実はかくかくしかじかでかくかくうまうまというわけであ~る。」

 

 

Dr.-ebi.gif「なるほどのう。ということは、またしばらくおまえさんと顔を合わせることになるのじゃな?ガルフィン号のやつらといい、最近は退屈せんのう。」

 

 

nobu「今のかくかくしかじかってやつ、通じた?」

 

 

ジョナサン.gif「いいえ、全くわかりませんでした……。海老語……ですかね?」

 

 

えび船長(海老伝)「細かいことを気にしてはいけないのであ~る。……さて、早速であるが出航するであ~る。ガルフィン号にはお宝の情報収集を頼みたい。我輩たちは二人をさがしに行くのであ~る。」

 

 

一同「了解!」

 

~舞台は戻り、エビ博士の部屋へ~

Dr.-ebi.gif「そうじゃそうじゃ!おぬしはノックもせずに部屋にあがりこみおって!」

 

 

えび船長(海老伝)「あの音量で音楽を掛けていては、どうせ聞こえなかったであ~る。正直な話、ガルフィン号の船員もあきれていたであ~る。」

 

 

Dr.-ebi.gif「ふん、そのくらい承知の上じゃよ。そのくらいで辞めるほど、わしのソウルはぬるくないわい!それより、その先じゃ!あのあとすぐに別行動じゃったが、おぬしらはどういう航海だったのかのう?」

 

 

えび船長(海老伝)「あの後、我輩たちは……。博士、この話も長くなりそうであるから、お菓子とお茶のおかわりをお願いしたいのであ~る。」

 

 

Dr.-ebi.gif「わしの魂の歌を馬鹿にするような輩に出すもんはないわい!」

 

キーワード: 海老伝
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