228日(木)に、とってもためになる会合に呼ばれました!

 それは、どんな会合かと申しますと・・・上津浦婦人会が主催された「日本赤十字救急法講習会」です!上津浦上地区集会所で開催されました!

 日本赤十字社熊本支部の東博子先生を講師に迎えて開催されたこの講習会はとにかくためになる講習会でしたので、みなさんにも紹介します!

 

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 まず、教わったのは「ハイゼックス」という特殊な袋を使ってご飯を炊く方法です!

 

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 この袋はどんなときに使うかというと、大きな災害に遭ったときなど、食べることってとっても大切なことです!でも、そんなときに、きれいな水があるかどうかわかりません!この袋を使えば、少しの飲み水でご飯を炊くことができます!

 袋の一番下の線までお米を入れます!次に、真ん中の線のところまできれいな水を入れます!その後、袋から空気を抜いて、一番上の線のところを輪ゴムでしっかり止めます!後は釜に水を沸騰させ、30分程度炊きます!この、釜の水は、川などから汲んできた水でもかまいません!これで、約1合のご飯を炊くことができます!

 

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 つまり、大災害時は飲み水が不足すると予想されますが、この特殊な袋を使えば、少量の飲み水で、美味しいご飯を炊くことができます!

 

 この「ハイゼックス」は、天草市社会福祉協議会有明支所「おいだけ荘」にあるそうです!みなさん覚えておいてください!

 

 その他にも、心臓マッサージやAEDを使った電気ショックの方法など、大切なことを学びました!

 

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 AEDって聞いたことがある人も多いと思います!この装置は、心臓が細かくけいれんし、血液を送れなくなる重い不整脈などの方に、電気ショックを与えて救命する装置のことをいいます。この装置のすばらしいところは、装置が声で指示してくれるところです!最初の使い方さえ知っていれば、後は装置が言うとおりにやればいいのです!

 事故や災害時など、いつこういった場面に遭遇するかわかりません!使い方を普段から学んでいれば、尊い命を救うことができるかもしれません!この装置は、上津浦では、公民館(出張所)と浦和小学校にあります。ぜひ覚えておいてください!

 それから、AEDの使い方を過去に学んだことがある人もたくさんいらっしゃると思います。ぼくも、消防団やPTAで講習を受けたことがあります。でも、いざというときにできるかどうか・・・実際の事故の場面では、かなり動揺していると思うので、正しく使えるかどうかわかりません。

 なので、一度講習を受けた人でも、定期的に何回も受けることが大切なことだと思います!

 その他にも大切なことをたくさん教わりました!

 たとえば、心臓マッサージが必要かどうかの判断ですが、いざというとき息をしているかどうか冷静に判断することはとても難しいことです。そんなときは、胸や腹を5~10秒程度みつめて、動くかどうかが正しく見極める方法だそうです。脈をとったり、鼻や口に顔を近づけても、息をしているかどうかはなかなかわからないそうです!これもぜひ覚えていてください!

 それから、普段から薬を飲む方は、心臓の薬、血圧の薬など、なんの薬かは覚えていても、薬の名前まではわからない人が多いとか・・・災害などの時に、救援者の方が薬を持ってきても、正確な薬の名称がわからないために、服用できないといった場面が多々あるそうです。普段から薬を飲んでいる人は、薬の名前まで正確に覚えておきましょう!または、お薬手帳をいつも持っていて、災害時には持ち出すようにすることも有効です!大切なことなので心がけてください!

 

 ところで、「ハイゼックス」で炊いたご飯ですが、みなさんで牛丼にして食べました!とても美味しくできていました!

 

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 ぼくは、午後から会議があったのでここで退席しましたが、とても有意義な講習会でした!

 普段から、こういった講習会に参加し、いざという時に備えておくことが、尊い命を守れるかどうかの境目になると思います。大切なことをたくさん教わりました!東先生!婦人会のみなさん!ありがとうございました!

 

 

   

 

 

 

2013年03月01日更新