安心院方式農泊(農村民泊)とは・・・一言でいうと、一日一組のお客さんを迎えて心の交流をし、安心院を第二のふるさとにしてもらう活動のことです。
「1回泊まれば遠い親戚、10回泊まれば本当の親戚」をキャッチフレーズに、これまで、たくさんの人と交流を深めています。なかには、結婚式に案内されるなど、本当の親戚づきあいをしているお客さんもおられるとのこと・・・
上津浦は、人口減少や少子高齢化が著しく、少しでも上津浦の出身者の方にUターンしていただくよう呼びかけることが大事なことだと思います。
出身者だと、帰って来る方も、受け入れる住民のみなさんも、お互いによく知っているため、移住がスムーズに行われると思うからです。
そういった意味では、毎年お盆に行われる盆踊り大会は、帰省された方と交流する有効な事業だと思います。
その他にも、ホームページを開設し、上津浦出身者の方に、遠く離れたところから上津浦の様子を知っていただくことも大切なことだと考えます。
しかし、それだけでは、急速に進む人口減少をくい止めることはできません。
そこで、安心院のように、親戚を新しくつくっていく運動が大事だと思います!
聞くところによれば、田舎に移住したいと考えている人は、かなり多いとか!しかも、その人たちは、移住先について、田舎ならどこでもいいと考えているとのこと!
現実に、有明町に移住された二組の家族と話をさせていただく機会がありました!
なんと、二組とも、移住先として有明町を選んだのは、全くの偶然だったとか・・・
田舎ならどこでもよかったのだが、たまたま、有明町を見つけて移住されたとのことです。
嬉しいことに、二組とも「有明町でよかった!」とおっしゃっていました!
話を安心院町の研修に戻しましょう!
まず訪れたのは、「そこぎりの舎」本多雅子さんのお宅に訪問させていただき、お話を聞かせていただきました。
本多さんは、安心院町で民泊を取り組んだ当初から、受入をなさっています。
ご夫婦お二人で暮らしておられますが、民泊をやって本当によかったとおっしゃっていました。
夫婦ふたりの老後の生活だと、おそらく寂しい生活だったろう・・・でも、民泊を受け入れて、いろんな人と交流することで、張りのある生活ができ、視野も広くなるし、とても充実しているとのことでした。
また、ご主人は民泊のいいところをこんなふうにおっしゃいました!
「民泊には倒産がないからいい!やめようと思えばいつでもやめられるし、借金もない!」
地域づくりには、いろんな成功例がありますが、ほとんどリスクがなく始められることは魅力ですね!
それと、地域づくりを成功させるというか、その成功を継続していくためには、やっぱり、ある程度お金にならないと続かないということ・・・
次回は、大事なお金のことについてお伝えしたいと思います。
安心院町グリーンツーリズム研修については、一度に伝えることはできないので、何回かに分けて、お伝えしたいと思います!
(その○○)までいくかわかりませんが、どうぞお付き合い下さい!
2013年02月16日更新