美しい景色!美味しい食べ物!人情味あふれる町民!私たちのふるさと有明町はとても素晴らしい地域だと思います。
しかし、その大切なふるさとがピンチです!
昭和30年に約12,000人を越えていた人口は、3年前(平成22年)の国勢調査では約5,500人。そして、今後の推計では、12年後(平成37年)には、4,000人を割り込む見込みです。その時の高齢者率(全体に占める65歳以上の割合)は53%!※限界集落の基準である50%を上回ります!
当初7校あった小学校は、平成28年には1校になる予定です。
保育所も7所ありましたが、現在は4所となり、今後も減少することが予測されます。
私たちの大切なふるさと有明町の未来はどうなるのでしょうか?
消防団はどうなるのか?
美しい田園風景は残っているのか?
村祭りは存続できるのか?
商店は残っていけるのか?
いろんなことが心配されます。
町民のみなさまには、天草市の発足と同時に立ち上げた各地区の振興会で、さまざまな事業を展開し、地域づくりに取り組んでいただいております。
今回、天草市有明支所では、急速に進む人口減少と少子高齢化という厳しい現実のなかで、大切なふるさとを守り、次の世代に引き継ぐために、今後のまちづくりのヒントになるような講演会を計画しました。
今回ご講演いただきますのは、熊本県立大学教授の明石照久先生です!
先生は、神戸大学大学院で法律を学ばれ、神戸市役所に勤務されました。その後、平成18年から県立大学総合管理学部で、行政学、地方自治、まちづくりを専門にご活躍されておられます。
「ふるさとを守り引き継ぐために今なすべきこと!」と題して、過疎という課題を抱える地域において、住民がいきいきと暮らしていくための地域づくりの活動について、先進地の事例を交えながらお話しいただくことになっています。
限界集落になったらどうなるのか?
過疎地域に有効な地域づくりとは?
こういった興味深いお話を聞くことができると思います。
下記の日程で開催しましので、町民のみなさまのご参加をお待ちしております。
記
日時 平成25年2月22日(金)午後7時30分(7時から受付)
場所 有明町民センター大会議室
※ 過疎化などで人口の50%以上が65歳以上の高齢者になって、社会的共同生活の維持が困難になった集落
2013年01月31日更新