弊社では、「スーパートライ１１０」「ニューセラ」「セラフィット」の陶器瓦を使用しています。
陶器瓦は、粘土を瓦の形にかたどったものに薬(釉薬:ゆうやく)をかけて色付けし、高温の窯の中で焼き上げた瓦。

製造工程は陶磁器と同じ焼成区分に入ります。「陶器瓦」「釉薬瓦」などと呼ばれており、俗にいう日本の「三州瓦」「石州瓦」「淡路瓦」はこれに属します。

形は様々で、Ｆ型（平板瓦）・Ｓ型瓦・Ｊ型（和型）などがあり、住宅デザインに合わせて使い分けられます。

焼いた粘土ならではのメリットがあります。

◆メリット◆

・火災に強い。

・水を吸いにくいので耐久性が高い。

・長持ちするので将来的なメンテナンス費用を減らせる。

・夏は涼しく、冬は暖かい。

・色持ちが良く、年月とともに深い味わいが出る。

・断熱、防音、遮熱性能が高い。

★釉薬とは・・・

　粘土で作った器をそのまま焼いたものは「素焼き」と呼ばれますよね。

　表面が粗いため、水を吸収しやすいので用途が限定されてしまうんです。

　また、色を選ぶには材質の異なる粘土を使う必要も。

　素焼きした陶器の表面に釉掛け（「くすりがけ」。釉薬を付けること。）を施してから焼くと、表面をガラス質が覆い、小孔を塞ぐので耐久性が増します。

　そのうえ、ガラス質特有の光沢や様々な色、模様を得られます！

　これは、釉薬の中の長石が焼成時に溶け出してガラス質を形成し、金属成分が熱による化学変化を起こして色を付けるためなんです。

■スーパートライ　（平板瓦）■

変色や変質を起こしにくく、時間が経過しても美しい外観を保つことができ、他の屋根材のように塗り替えるなどのメンテナンスも必要がない高耐久で経済的な屋根材です。
下の瓦にハイパーアームが上の瓦のアンダーロックをがっちりと抑え込むため耐風性能が発揮されます。

■ニューセラ　　　（Ｓ　瓦）■

石州瓦の高い品質と技術、洗練された美しいフォルムと感性が一つになって生まれた日本の風土に最適な瓦です。

■セラフィット　　（平板瓦）■

棟部、袖部の多彩なバリエーションで、洋風住宅のシャープさから和風住宅の重圧感あふれる演出まで可能な瓦です。 防災機能も充実した安全設計で、外観だけではなく機能までも見事に融合させた瓦です。

大切なお家を風雨や陽射しから守る瓦。

ご相談等ありましたら、お気軽にお問合せください。

フリーダイヤル　０１２０-６９－１１８５