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天草八顕会のホームページへようこそ!


「春夏秋冬」

我が会員のタマちゃんの働きで、会のホームページを立ち上げることができました。

ウェブ上でこのホームページをご覧いただいた皆様に、責任者より会を代表してご挨拶を申し上げます。

天草八顕会は、合気道の稽古会として2007年の秋に発足しました。

以来、公益財団法人合気会の傘下で合気道里見八顕会のグループ会として活動を続けています。

当会には小学生から60代までの年齢層の会員が在籍しています。

一般に武道は若者や体力気力に優れた人が稽古するものであるというイメージがありますが、私たちは体力などに自信がない人でも楽しみながら続けていけることを目標にしております。

会員には武道の未経験者が多く、これまで体を動かすことがほとんどなかった人達も元気に稽古しています。

現に、責任者である私自身が子供の頃にポリオ・小児麻痺を患っており、右半身にスポーツをするには支障を感じるくらいの障害を持っております。

合気道の技の正確かつ十全なかたちを表現するのに困難を覚えることがありますが、これはこれで自分のスタイルであると考えて稽古を続けています。

このことを理解した上で一緒に稽古に励んでくれる会員には感謝しております。

 

合気道は試合をしません。

相手と組んで攻防の型を繰り返し稽古します。

この中で身体を操作する技術を学び、相手の存在にとらわれずに自由に動く感覚をゆっくりと身につけていきます。

勝ち負けに執着せずに闊達自在に動くこと、が稽古をする者の目標です

合気道の技法の持つ心理的な意味も含めた合理性に興味が持てれば、誰もが面白く稽古を続けていくことができます。

 

人は現実の社会からいろいろなストレスを受けながら生きています。

これを馴らして調和させていくためのやり方は、自分で見つけて身につけていくしかありません。 

合気道の稽古はそれに至るための訓練法でもあり、思わぬヒントを与えてくれる触媒ともなるものであります。

また、貴重な時間を割いて稽古で汗をかくのですから、これまで背負ってきたものや今抱え込んでいるものも一緒に出してしまい、空になったスペースを新鮮なエネルギーで満たして職場や家庭に戻っていってほしいと思います。

暑さや寒さを直接自分の肌で感じながら稽古を繰り返すことが、体にもよいリズムと循環をもたらしていきます。

私たちの稽古会の活動がこれらの一助になれば、と願いながら日々の稽古を続けております。 

 

天草八顕会 責任者  規矩 憲




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