2017/10/11 大島子諏訪神社例大祭時のハヤシ言葉
こんにちは。
先日コメント欄に『お祭りの時のハヤシ言葉が知りたい』とのご意見をいただきました。
ということで、今回調べてみましたところ、意外と長くて長年お祭りを見ている私もびっくりしました。
どうも、子供たちが言っているのは、かなり略された(ほぼ一部抜粋ですな。)ハヤシ言葉のようです。
今回は、『ふるさと島子探訪』という冊子に載っていた大島子諏訪神社例大祭時のハヤシ言葉を
ここに紹介します。
ヤァー ヤレヤレ ヤレヤレ
年に一度のお祭りさんだよ。
練っとれ 練っとれ
あら おいげにゃ 客のあって
遅かった 遅かった
どうしゅうか しよんなか
しよんなか しよんなか
あら 惚れたら付いてこい
カントの娘さん
行く先や花だよ 難儀の花だよ
どうしゅうか しよんなか
しよんなか しよんなか
あら 去年の三月
餅付く時分に お前のまえから
惚れたじゃないかい
今さら嫌とは どうゆうこっかい
どうしゅうか しよんなか
しよんなか しよんなか
ヤァー ヤレヤレ ヤレヤレ
今年の挟箱、引っ付いて離れん
どうしゅうか しよんなか
しよんなか しよんなか
あら、娘にゃ婿取れ
その婿死んだら、行たておっ取れ
どうしゅうか しよんなか
しよんなか しよんなか
あら、その行く娘さん
汚れが、伊達かい
汚れちゃ居れども
髪差しや、銀たん
銀たん、銀たん
あら、一八前から
お前の前から、惚れたじゃないかい
今更嫌とは、どう言うこっかい
どうしゅうか しよんなか
しよんなか しよんなか
あら、せんきは、腰から
脚気は、膝から
どうしゅうか しよんなか
しよんなか しよんなか
あら、日暮らしや、夜暮らし。
朝寝の、もとたん
どうしゅうか しよんなか
しよんなか しよんなか
あら、知らん者は黙っとれ
後先居ったら、蹴らりゅうばい
のいこりや
どうしゅうか しよんなか
しよんなか しよんなか
あら、まあ一丁どま、どうかい
加てとけ、添えとけ
どうしゅうか しよんなか
しよんなか しよんなか
あら、踏ん込め、踏ん込め
以上が掲載されていたハヤシ言葉の全文です。
なお、子供たちが現在言っているハヤシ言葉は・・・・
島子ん祭りは よかところ
海辺近くの よかところ
どんちゃん かんちゃん 騒ごうよ
年に一度の お祭りさんだよ
そこ行くねぇちゃん 汚れは伊達かい
汚れちゃおれども 髪差しゃ 銀たん
銀たん 銀たん
・・・と、こんなところでしょうか。
以前は『お前のほうから惚れたじゃないかい~・・・』
という文も言ってましたが、今は言ってないそうです。
時代とともに、変わるんですねぇ。
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