赤崎地区振興会
天草上島の北部に位置する赤崎地区は、美しい有明海や天草第二の高峰である老岳(おいだけ)の麓に広がる地域です。
山間部は温暖な気候に恵まれており、柑橘(デコポン・温州みかん・ポンカン・天草晩柑等)の栽培が盛んです。また、漁業も盛んであり、夏には赤崎地区の「夏の風物詩」として、干しダコが風に吹かれてゆらゆら揺れている風景を見ることができます。近年はタコの不漁により干しダコの数も減ってきていますので、今年は多くのタコが捕れ、たくさんの干しダコが風に揺れる姿を見ていただきたいです。
郷土料理でもある干しダコを使った料理はいくつかあり、タコ飯、きんぴら、タコみそなど各家庭で様々ですが、どの料理もタコの風味が利いてとても美味しいです。
「三世代交流十五夜大会」
赤崎地区振興会では、子ども育成部会と伝統文化交流部会、産業部会が連携し、振興会発足当初から「三世代交流十五夜大会」を開催しています。綱引きに使用する綱も、毎年地域の方から稲わらを提供していただき、立派な綱ができあがります。その綱練りこそが伝統継承の一つです。細かく指導を受ながら次の世代へと引き継がれていきます。十五夜大会当日は、バザーやイベント、子ども相撲大会、綱引きなどが行われたりと子供から高齢者までみんなが楽しめる行事です。今後も、地域の魅力を生かした活動を続けていきたいと思います。
≪問い合せ先≫
赤崎地区振興会
TEL:0969-53-0027
FAX:0969-53-0027
E-mail:akasaki@amakusa-cc.jp