八景は、風景や景勝などを評価する考え方のひとつで、北宋時代(11世紀:現在の中国)の画家が、同国の瀟湘(しょうしょう)地域の景勝8カ所を描いた〝瀟湘八景〞が始まりであるといわれています。

 日本においては、これにならって生まれた滋賀県の〝近江八景〞や神奈川県の〝金沢八景〞が有名です。現在では、優れた景観を選定するときに広く用いられている手法です。

2011年08月01日更新