3月は花束を抱き通り過ぎる人の姿に出会う。それは、10代から60代まで様々で、寂しさと喜びの入り混じる笑顔である。数年前の退職のおり、皆さんからいただいた花束を思い出した。花屋には甘い香りと色とりどりの花が溢れていたが、心が明るくなった。大きな声で会話し食事して、どこでも行ける当たり前の日常になりますように。