昨日、今年初めての患者を診ました。
長雨が続いた後、梅雨明けしたため、
ビブリオバルニフィカスが繁殖する環境は整っています。
肝臓病に人は、刺身や貝の生食は避け、
魚をさばいたまな板や包丁は熱湯消毒しましょう。
人食いバクテリアに感染すると、激しい痛みに加え、
写真のような紫斑と水疱が出現します。
紫斑と水疱はあっという間に広がっていきます。
初期には、痛みと、紫斑が出現します。
治療後改善した、同じ人の同じ足です。
痛みが出てから数時間経過したところです。水疱は出現していません。
治療後です。
マーキングして2時間ほど経過したところです。
紫斑は倍以上に広がっています。
中心部の水疱は検査のため穿刺しました。
グラム染色を行い、鏡険して、Vibrio vulnificusを確認しました。
このような症状が出たら、昼夜を問わずすぐに当院などの医療機関を受診してください。
何かご質問があれば、メールや掲示板でお尋ねください。
2011年06月30日更新