2009/9/24 第59回全国高等学校PTA連合会沖縄大会に参加して
育友会副会長 本多
大会代1日目は全大会が、4つの大きな会場で行われ、私は浦添市てだこホールに参りました。その日の講演は、琉球大学教授の新城澄枝氏による「18歳までに育てたい、食の自己管理能力」。高校になると、朝食をとらない人が66.4%いて、それを続けると、
・免疫力低下
・活力なし
・貧血31%
・集中できない14~58%
・成績が下がる
このような結果が出ているそうです。
18歳までには、食の自己管理能力ができる能力を育てることが重要と言っておられました。大学生や社会人になってからが、自己管理が難しいそうです。だからこそ、18歳までに何を(質)、どの位(量)、どのように(調理)するかといつも考えて、正しい食生活を行ってほしいとのことでした。
大会2日目は、分科会が6つの会場で行われ、私は第1分科会「学校教育とPTA」に参加しました。岩手、茨城、新潟、島根の高校の各PTA会長が発表されました。
・保護者は先生と手を取り合う
・よりよい家庭教育を行う
・学校に足を運んで先生方と子ども達を理解し、信じ、支援する
・PTAは学校と地域、人と人とを結ぶ役割を持つ
保護者として、どの高校も協力を惜しまない気持ちに溢れた方々ばかりでした。
最後に記念講演として、琉球舞踊りの人間国宝の宮城能鳳氏による講演もありました。15世紀頃より、中国皇帝からの使者たちに琉球舞踊を見せ歓待したことから、琉球舞踊を大切にしているそうです。それを学ぶことが教育にも通じるということを力説されておられました。
・礼儀正しく
・すなおに受け入れる
・人を尊敬する
・人に思いやりを持つ
・人に感謝する
・忍耐力を身につける
・発表する心を大切にする
どれも人間形成に大切なことばかりだと感じ入りました。
この大会に参加して、まずは人として大切なことは何なのかということを、あらためて見つめ直しました。
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