「下田南地区振興会の研修会はどこに行こうか?」
そんな話しを1月の会議で話していましたが、
事務局が前々から気になっていた(別々の知人から紹介されていた)
薬学博士の村上光太郎教授のお話を”まちづくり”のヒントにしたい!
と思い、表題のとおり今回のシンポジウムへの参加が決定しました。
役員研修会ということも有り、わずか9名の参加となりましたが、
村上先生の基調講演とパネルディスカッションは非常に
面白い(興味ある)内容で、地域づくりに携わる私たちにとって、
なにかしらの”ヒント”を得たように思います。
べしゃりはこれくらいにして、少しだけ写真を撮ってきましたので、
ごらんいただきたいと思います。では、どうぞ!
↑ 会場は玉名温泉白鷺荘別館。豪華な内装のホールでした。
玉名まで行ったのに温泉に入ることはせず…事務局的には残念でした。
温泉は皆、地元の下田温泉に入っているからなのか、皆さんからの
「温泉入りたい!」という要望はありませんでしたが(^^;
次回、玉名に遊びに行った時は、ゆっくり浸かりたいものです。
ハナシガソレマシタ…
↑ 基調講演を待つ振興会のメンバー。この日は寒く、部屋の中は暖房
と人の熱気でムンムン。事務局は、待っている間眠くなってました…
もちろん先生の講演が始まると目をランランに光らせて耳を注意深く
傾けて聴いていましたよ!本当にホント!(^^
↑壇上の風景。
↑村上先生のお話が始まりました。
村上教授は「一般に市場に出回る野菜も、“薬草”である。しかし、残念なことは、
野菜の単価を下げるため(売るため)、見栄えをよくするためだけに野菜が作られてい
ること。一番大事な事は、ミネラルを十分に含んだ野菜が作られ、家庭で食べられる
こと。今の野菜では、人間が病気になれる野菜であるということを理解してもらいたい。
ミネラルを十分に含んだ野菜を作るには、最も重要なことが、土壌を作るということで
ある。」と述べられました。(←あっているかな村上先生?!)
どのような畑(土壌)が良いのか?については、色々ありましたが、
「落ち葉、草などを多量に入れた土地」が良いというお話に、
そういえば、下田南地区には堆肥事業で製作している堆肥(腐葉土)がある!
と思いました。
優良堆肥のPR(販促)に使えないか現在、思案中です(^^
…一般的な“薬草”についての話しは、時間の都合上、あまり聴けませんでしたが、
地域にある松やハトムギ、ムカゴやボウフウ、オオバコなどは健康に良いとされるそうで、
地域ビジネスの家族便やブルーガーデンの“商品”として、
研究の余地があるなぁとも感じました。
とにかく、ビジネスにつなげなきゃもったいないお話でした!!
↑パネルディスカッションの風景。飛騨市役所の野村課長補佐が発表されています。
パネリスト(別添資料参照)は、全員、村上氏と関わる“薬草で地域づくり”をされて
いる方々で、その土地々の薬草と関わるまちづくりについての話しがありました。
このようなシンポジウムや地域間の交流を密接に行い、食についての健康づくりが行わ
れていけば幸いであるとまとめられ…
玉名宣言「薬草交流を続け健康づくりを家庭から始めよう」が採択されました。
今後、シンポジウムは、全国で開催していくとのこと。
いやぁ、色んなヒントを得たような気がします。”宝”は私たちの地域に眠って
いるのですね。知らないだけで。
このことを地域の方々へ広めていくのは、講演を聴いた私たちの責務だと思います。
うちの振興会長代理の中村さんの愛読書 『 現代農業 』 にも、
この「村上先生のお話がたまに掲載されている」とか。
農業しないのに 『 現代農業 』 を購入するのもアレなので(失礼ですが)、
一度、お借りして読書してみようかなぁと思いました。
ちなみに、事務局の愛読書は、『ソ○トル○ーマガジン』です(^^;
またまた話しがソレてスミマセン!
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