11月25日~26日(土日)に「河浦町文化祭(主催:天草市芸術文化協会・河浦地区文化協会)が開催され、共催で「狩猟女子講演会」(主催:河浦まちづくり協議会)を26日(15:00~17:00)に一町田コミセンで開催され、文化祭・講演会の通算で約250名(町内200名、町外50名)の参加がありました。
狩猟女子講演会の講師は、畠山千春さん(はたけやま ちはる)さんで、猟師・解体ワークショップ講師・ライターをされています。
演題は「食べ物から、自分の暮らしを見つめなおす。福岡・糸島で狩猟に挑戦。」 で、3.11をきっかけに、大量生産大量消費の暮らしに危機感を感じ、自分の暮らしを自分で作るべく活動中。2011年から動物の解体を学び、今は鳥を絞めて食べるワークショップを開催していて、2013年狩猟免許取得。 狩りを始めながら、獲物の皮なめしや「イノシシ皮のアクセサリー作成」なども修行する傍ら現在は福岡県糸島市にて、食べもの、エネルギー、仕事を自分たちで作る「いとしまシェアハウス」も運営しておられます。
河浦まちづくり協議会では、5策の活動の中で厄介者の「イノシシ」をテーマにジビエ料理などに2年間挑戦してきましたが、畠山さんのイノシシを解体し肉や皮まで活用し、自然とともに暮らす生き方の講演会を聞きに来られた方は170名にも上り、河浦まちづくりに生かせるアイデアを頂きました。
≪ 追伸 ≫
畠山さんや地域の狩猟免許を持つ方及び講演会実行委員会での講師の慰労会を11/26の18時よりアムリで開催しましたが、 地域おこし協力隊の山田さんや地域おこし協力隊の面接を前日終えたばかりの伊藤さんも参加。中でも牛深の魚貫地区から「イノシシの燻製、イノシシのしぐれ煮、イノシシのスペアリブ」も持参されて参加の70代「狩猟熟女」の小川さん、福本さん。イノシシ肉って血抜きが上手だとこんなに旨いことに先ず驚かされました。
武勇伝では、捕獲中3本脚になったイノシシに襲われて入院したり、小指はイノシシに噛まれて短くなっていたり、79歳の方はユンボでイノシシを吊って解体されるなど、さらに驚くようなお話も聞けました。天草にも素晴らしい宝のような方がいらっしゃるんだな~、と感心しました。
〈 河浦町文化祭 〉
一丁田の昔のマップ
昭和30年の新春・冨津の商業広告
天草アーカイブズコーナー
しめ縄展示
昔の写真(上平)
昔の写真(炭鉱など)
虫追い祭り
展示(高齢者作品)
習字・絵画展示
習字・絵画展示
陶芸展示
絵手紙展示
書道展示
バザー
つけものコンテスト
演芸
〈 狩猟女子講演会 〉
〈 狩猟女子講師慰労会 〉
2018年02月13日更新