こんにちは。


地域おこし協力隊の北野です。


今年もシロウオ漁が終わり、大宮地川では



「青のり」



の収穫が始まりました。



IMG_3532



青のりは、淡水と海水がまじりあう汽水域で収穫されます。


今年は温暖化の影響が大きく


水温がなかなか下がらなかったため


青のりが育たず、収穫はむつかしいかもしれないという話でした。


本日お伺いした船元さんにお聞きしたところ


ここ数日、外気温の低下により


青のりが育ち始め


ほんの少しだけ収穫できたそうです。



IMG_3554



IMG_3585



収穫したばかりの青のりは


すぐさま、真水を何度も替えながら丁寧に水洗いされ


汚れやゴミを取り除きます。


特に、笹や落ち葉の混入が多く


乾燥すると微細化してしまうため


天日干しする際も細心の注意を払いながら作業が行われます。


アオサと同じく、手間暇をかけて出来上がります。


天然物は風味豊かでとても味が濃く、どんな食材にも合います。


今年は、今後の収穫量次第ということで


市場に出回るかどうか、まだわからないですが


天草産の「天然青のり」が、今春も、皆さんの食卓に届くことを願っています。

2020年03月16日更新
キーワード: 天草 新和 青のり 収穫 大宮地川