こんにちは。
地域おこし協力隊の北野です。
今年もシロウオ漁が終わり、大宮地川では
「青のり」
の収穫が始まりました。
青のりは、淡水と海水がまじりあう汽水域で収穫されます。
今年は温暖化の影響が大きく
水温がなかなか下がらなかったため
青のりが育たず、収穫はむつかしいかもしれないという話でした。
本日お伺いした船元さんにお聞きしたところ
ここ数日、外気温の低下により
青のりが育ち始め
ほんの少しだけ収穫できたそうです。
収穫したばかりの青のりは
すぐさま、真水を何度も替えながら丁寧に水洗いされ
汚れやゴミを取り除きます。
特に、笹や落ち葉の混入が多く
乾燥すると微細化してしまうため
天日干しする際も細心の注意を払いながら作業が行われます。
アオサと同じく、手間暇をかけて出来上がります。
天然物は風味豊かでとても味が濃く、どんな食材にも合います。
今年は、今後の収穫量次第ということで
市場に出回るかどうか、まだわからないですが
天草産の「天然青のり」が、今春も、皆さんの食卓に届くことを願っています。
2020年03月16日更新