こんにちは。
地域おこし協力隊の北野です。
4月21日(日)に、新和町の各地区で
「虫追い祭り」
が開催されました。
※写真は小宮地地区で行われた虫追い祭りの様子です。
虫追い祭りは天草で300年以上昔から続く
五穀豊穣を祈願する、伝統あるお祭りです。
新和町では毎年、早期米の田植えが終わった
四月半ばのこの時期に開催されます。
新和町では現在、小宮地地区、大宮地地区、大多尾地区の
3地区で虫追い祭りが行われています。
今回紹介する小宮地地区では、「小宮地虫追い保存会」の運営により
新和中学校の小宮地地区の生徒が「舞」を踊ります。
その後ろで、今年、「笹踊り」を披露するのは馬場下女性部の方々です。
当日は朝の7時に大杉溜池などを作られた森下さんのご自宅で
神事が行われ、舞を披露してスタートしました。
棒の鶴→平(朝食)→明栄寺→新和病院→新和苑→
馬場下→諏訪(昼食)→切越→赤城会館→西福寺
と、各地区の自治公民館を中心に14Km以上の道のりを練り歩き
5分(男女6人)×休憩×5分(男女6人)で舞を披露し
午後2時に西福寺にて終了しました。
新和町の方々はみな、こう言います。
「虫追い祭りは大変だし、本当にきつい。だからこそ、
子供時代のいい思い出として、記憶に残っているんだよ」と。
人口の減少により年々、踊り手となる中学生の数が減っています。
今回の取材を通して、この伝統を受け継ぎ
未来へとつなげていくことの大切さを痛感しました。
後日、虫追い踊りの様子を撮影した写真や動画と、ドローン映像をまとめ
新和町「虫追い祭り2019」をYoutubeにて公開したいと思います。
どうぞ、お楽しみに(^_-)-☆
地域おこし協力隊の北野でした。
2019年05月15日更新