明日、9月14日は亡くなった姉の一人息子哲也の58歳のお誕生日です。知的障がいを持ち天草五和町御領の施設にお世話になっています。明日がお誕生日ですが、面会も出来ませんのでプレゼントを事務所に届けようと思います。彼は昭和38年、東京明石町の「聖路加国際病院」で誕生、可愛らしい子で姉夫婦も喜んでいましたが成長するにつけ発育が遅く、はじめは未熟児で生まれた為と思われましたが,のちに障がいがあることが分かってきました。姉は夢中になって治療に駆け回りました。大分県にある「南風ビラ」に入所させて訓練をうけさせ、姉も暇を見ては駆けつけていました。結局、姉たちは離婚し姉は子供を連れて上野の実家に帰ってきました。姉夫婦は母親同士が姉妹でいとこ同士の結婚になります。哲也の祖父母は私にとっても叔父伯母になりますが、東京で育てるより自分たちが住む千葉県の流山で育てる、と言って引き取り歩行訓練のさせたり、大事に育ててくれました。哲也のお父さんが飛行機事故で往き、伯母が往き、叔父が往き、姉が往き、姉の遺言で私が後見人となって現在に至っています。施設の先生方のお世話になって元気に暮らしていること、本当に有難いと感謝しています。    彼の背後にいつも姉の面影が浮かびます。

お誕生日
2021年09月13日更新