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今日、私の住む地区の鬼火焼きがありました。すこしなまって「おね火」と呼んでいます。

 

正月の七日に、正月の飾りや門松を竹と一緒に燃やし、一年間の無病息災を祈願します。竹がバチバチとはぜる音が悪霊を追い払うそうです。

似たような風習に「どんどや」と言うのがありますが、「おね火」とは少し違うみたいです。「おね火」はどちらかた言うと海沿いの漁師まちに残っている風習だそうです。

 

また、この炎でモチをあぶって食べると、一年間健康で病気知らずになると言われています。多くのお年寄りや子供たちが、モチを竹の棒に付けて焼いていました。

おね火の炎で餅を焼くお年寄りと子供

 

話は少し前になるが、仕事で西平を巡回していた時に撮影したものである。

 

西平地区とは天草町の西海岸に位置し、北側は高浜西平、南側は大江西平になる。道路から海までは高いところで70~80mほどあり、断崖絶壁に道があるとイメージしてもらえればと思う。

 

途中いくつか集落もあり、住んでいる人は大変だろうと思う。当然バスなどの交通手段も無い。

しかし、景色は絶景である。沖合いには「大ケ瀬」「小ケ瀬」と言った釣りでは有名な沖磯が望める。

足元はどこもサラシが出来やすく、ヒラスズキの絶好のポイントでもある。が、海岸まで降りるのが一苦労である。(当然、戻りはもっとツライ)

 

話をもどして・・・当日は何気なくきれいな海を眺めていたが、南のず~と沖に山影みたいなものが見えた。位置的に甑島だと思う。天気しだいでたまに見えるのであるが、ちょうどカメラを持っていたので思わず撮影してしまった。

 

右側の瀬が大ケ瀬(南側の一部)、中央が小ケ瀬(生の字付近)、手前の小さい四角っぽいのがバクチ瀬、左側一帯がが西平、その奥が牛深の魚貫崎、雲の中にうっすらと見えるのが甑島(写真ではわかりづらいです)

 

夏の海夏の海

私の住む地元、高浜小学校の伝統行事になりつつあるいかだ下りに参加した。

約30年ほど前に卒業した母校である。

 

いかだ4台に3~6年生が6人くらいと、大人2人が乗り込み高浜川1.5キロメートルを下った。

下ると言う表現だが、満潮に合わせているためほとんど流れはない状態である。子供たちは一生懸命漕いでいるがなかなか進まない。同乗の大人たちがくたびれている。

私は救助艇担当だったので遠くから眺めているだけであった。

いかだで川下り いかだ下りの様子

 

約1時間後にゴール地点の白鶴浜に到着したが、台風の影響なのか、うねりが大きくて上陸するのに一苦労であった。

全員無事にゴールすることができ、ひと安心であった。

 

初めて参加した先生が、「高浜小学校ならではですね、ずっと続けましょう」と言っていた。

10年ほど前に、保護者の発案で始まった行事らしい。

 

安全面などを考えだすと、本当に大丈夫?などと思う人もいるかもしれない。今の世の中は、危ないことはさせない風潮があるようだ。

 

私たちが子供のころは、子供だけで海や川で遊んできたし、その中で、本当に危ないことや、状況判断を身に付けてきたと思う。自分の子供にもそうなってほしいと思っている。

 

幸い、高浜小学校の保護者は、海育ち、川育ちの人が多く、私と同じ考えの人たちばかりのようである。子供達も自然の中でたくましく育ってほしいものである。

 

小学校の学年行事で、与謝野鉄幹がまだ学生の身分だった木下杢太郎、北原白秋、平野万里、吉井勇の4人を連れて旅したとされる道 、五足の靴文学遊歩道を歩いた。

下田北から下田南の海岸までの約4㎞を、児童、先生、保護者20数名で歩いたが、急勾配の山道にスタート直後から息が上がってしまった。
五足の靴文学遊歩道

子どもたちは元気にはしゃぎながら急坂を登って行った。

昔は、現代のように車が走るための道路は必要なかったのだろうが、もう少しなだらかな道であってほしいなどと考えてしまった。

しかし、途中から眺める景色はすばらしいものである。

五足の靴文学遊歩道からの景色

風は強かったが、晴天だったので海と空の藍さがきれいだった。

五足の靴の五人衆もこんな景色を眺めながら歩いたのだろうか。

約1時間30分かけて下田南の海岸へ着き、そこでみんなで弁当を食べて解散となった。

ここで食べたおにぎりがおいしかったのは、言うまでもないだろう。

昨日夕方、友人から「港にくじらがまよいこんでいるらしい」と電話があった。

早速、娘をつれて見に行くことにした。

くじら

すでに沢山の人だかりができ、潮を吹く音と、「バフォーッ」と獣の鳴き声のような音が聴こえた。

のぞきこむと、大きなくじらの姿が見えた。はじめは、怖がっていた娘も大はしゃぎしだした。

くじら

体長12~3mくらいのザトウクジラらしい。

定置網にかかり動けなかったところを発見されたらしい。くじらにとっては災難だっただろう。

今日の早朝、元気なのを確認し沖合いまで船で曳航?し、無事海に帰したと言う情報である。(よかった、よかった)

迷い込んだザトウクジラ

野生のくじらを間近で見るのは初めてだったので、くじらには申し訳ないが、少し感動してしまった。とにかく無事に海に帰っていったのはよかった。

ゴールデンウィークに突入し、海はベタ凪。

釣りに行くにはベストコンディションだったのに用事のため行けませんでした。残念!

仕方なく、帰りの車から夕日を眺めてきました。

 

西海岸ではヤズが釣れているようです。

連休後半はマイボートで挑戦したいと思います。でも、いつからガソリン高くなるんでしょうか?

 

ボートなのに『道路特定財源』のガソリン税を払うのに疑問を感じるのは私だけ?

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