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ベイトボールと聞いて、ルアーフィッシングをしない人は ? ではないだろうか。

 

ベイトボールとはイワシなどの小魚が、大きな魚におわれて海面に玉状に集まった状態のことである。海の底からは大型の魚に追われ、空からは鳥に狙われてしまう。逃げ場がなくなった小魚は密集して少しでも生き残ろうと必死である。

ルアーマンにとっては、フィッシュイーターがいるのが確実なのでアドレナリン全開になる状態である。

ベイトボールベイトボール

 

今日は南寄りの風が強く、あまり沖へ出れなかったが幸運にもベイトボールを発見できたので、やっと今年初のマンビキを釣ることができた。

結構、型のいいのが混ざっているようであったが釣れるのは小型ばかりであった。

それでもアベレージ50~60㎝、最大80cmクラスが2本混じり十分楽しめた。

 

ペンペンシイラペンペンシイラ

 

 

余裕がでたのでフライにも挑戦した。ベイトが8㎝程のカタクチイワシだったので、ベイトボールのど真ん中にキャストしたら一発でヒットした。こんなみごとにキャスト~ヒットしたのは初めてだった。

フライでファイト中フライでファイト中

 

途中、雨と強風に悩まされたが楽しい一日であった。

今年はあと何回釣行できるだろうか。天気と波と仕事のタイミングが合うかが問題!

フライフィシングの話!!

 

今回は趣向をこらして?フライフィッシングによるマンビキフィッシングについて!

 

フライフィッシングと聞いて、まず思いおこすのは渓流のマス釣りではないだろうか?海でフライができるの?フライで本当にマンビキが釣れるの?と思われることだろう。

ソルトウォーターフライフィッシングと言うジャンルが存在するし、ルアーで釣れる魚はほとんど対象になる。カジキマグロも釣れる。

 

フライ=羽虫    フライフィッシング=西洋式毛バリ釣り

   と、ちょうど今、釣りビジョンのCMで流れていた(タイムリーである)

 

本来は、名前のとおり羽虫を捕食する魚を釣るための釣りだから、渓流や湖でやる釣りだろうと思うが、世の中には好奇心旺盛なチャレンジャーがいたのだろう、海の魚を釣ってやろうと考えたのではないだろうか?

海で使うフライは羽虫ではなく、小魚や甲殻類に似せたものになる。

マンビキの場合は、やはり小魚のイミテートが中心になる。

 

釣り方だが、キャストしてリトリーブするだけ、と単純である。が、これが難しいのである。キャストはルアーの様に重いものを遠心力とロッドの反発を利用して遠くへ投げるのと違い、フライライン自体の重さを利用し、ムチのように遠くへ届かせる。上手な人は風があっても数10メートルも投げるが、私はへたくそなのでその辺までしか届かない。

リトリーブは、リールを使わず直接ラインを手繰りよせる感じである。魚がヒットしたらリールを巻いてヤリトリするが、リールのギア比は1:1である。ハンドル1回まわしてスプールも1回転である。

 

非常に効率が悪い釣りである。投げるのに時間がかかり、魚を寄せるのにも時間がかかり、何といっても疲れる。

 

しかし、そこが楽しいのである。簡単に釣れる魚より難しい釣りがしたい時もあるのである。また、フライ(毛バリ)は自分で巻く(作る)ので、これも楽しみの一つである。フライで釣ったマンビキは、ルアーで釣った10匹に匹敵する。と、思っている。

シイラ用 自作フライ よく釣れる?自作FLY

 

マンビキのフライフィッシングはルアーマンと同乗し、ルアーで活性が上がり、船の近くまで寄って来てから釣れば比較的簡単にヒットする。(フライ単独では非常にキビシイ!)

当然、ルアーマンの理解と協力が必要だと思う。くれぐれも乗合船などで勝手にやらない様に!

 

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