こんにちは!今週のICT Ah!サルベージは、クマがお届けいたします。
今回 「あさるアーム」は長野県は松本市が取り組んでいる「観光情報プラットフォーム」を掴んできました。
プラットフォームとは、そのまわりの部分よりも高くなった水平で平らな場所をさす語です。
日本語には、駅のプラットホームとして入ってきました。今では、上部のものを下から支えるものをさし、幅広い分野で使われています。
それでは、松本市はICTでどのようなプラットフォームを作り、何を支えようとしているのでしょうか。
たとえば、行ったことがない場所に観光目的で出かけるときには下調べをしますよね?
今ではインターネットがあってすぐに情報が手に入りますが、量もさることながらそれを提供する形式も様々です。
それにどこかへ観光に行くときには、グルメや交通手段、宿泊先にお土産など必要な情報も1種類ではありません。
そうすると、必然的にいろいろなサイトを巡ることになり、その分かかる手間も増えるというわけです。
そこで登場するのが観光情報プラットフォームです。 プラットフォームはいろいろなサイトから観光情報を収集します。そして集めた情報を、ひとつのWebサイトにまとめて提供します。
他のWebサイトから情報を引き出す部分をプラットフォームが代わりにやってくれるというわけですね。
これによって、以前はたくさんのサイトを回っていたのが1つのサイトで間に合うようになります。
簡単に図を作ってみました。
まずは、プラットフォームなしの場合。
次はプラットフォームがある場合。
どうでしょう?プラットフォームが入るだけでずいぶんすっきりしたように思いませんか?
サイトの数が多いほど、この差ははっきりとしてきますよね。
さて、プラットフォームについてサクッと説明してきましたが、私は天草webの駅もこの形式であるように感じました。
扱ってる情報が「観光」だけでなく「天草そのもの」になっただけですよね。
情報量が多い分、プラットフォーム(webの駅ではポータルサイトという言い方にあたりますかね)自体が複雑に
ならないように注意しなければならないのかなと感じました。
そういう意味で、松本市の取り組みはとても参考になるのではないかなと思います。
と、いうわけで、次回は、松本市の観光プラットフォームに参加しているサイトを紹介する予定です!
お楽しみに!