みなさんこんにちは! オーシャントレイン号車掌の忠文です。
先日、えび船長を、エビ船長と間違えていたことをのぶみちに指摘されてしまいました・・・。
間違いを訂正した後に、さらに間違いを指摘されることが良くあるのです。・・・、注意力不足なんでしょうね〜。反省。
さて、えび船長より新たな指令が出ております。
それはズバリ、
とのことです。
ラジャー!!
実はこのGWは、いろんなことがあったのですが、その中の一つをご紹介します。
それは、現在働いている街、大牟田、そして荒尾地域の炭鉱を廻るツアーに参加したことです。
九州大学の学生さんや、炭鉱に想いを寄せてまちづくりに奮闘する方々と一緒に歩きました。非常に肉厚な時間だったので、ここですべては紹介出来ません。ということで、一部を写真で振り返りたいと思います。
歩いたのは5月4日です。4月の雨が嘘のような快晴のGWでしたね。
まず向かったのが、石炭産業科学館。この手を施設を毛嫌いする方もいますが、意外や意外、ここはかなり面白い場所です。これは、石炭の塊です。皆さん石炭触ったことあります?私は初めてでした。ぬめっとしているのですよ。
巨大なマシーンがたくさん。こんなのが地下数百メートルでうごめいているのは凄まじいものがあります。
炭鉱マンの格好する少年です。笑顔がきらり。
楽しい科学館なのですが、ここには楽しさばかりでなく、炭鉱にまつわる膨大な時間と、記憶の一部が眠っています。しかし、それらにまつわる掘り下げた話は、まだ今の自分には出来ません。勉強と経験を重ねていずれ。
科学館を堪能した後、サンデンさんという会社が現在社屋として保存されている旧三川電鉄変電所へ向かいました。ここは、三井三池炭鉱を走っていた炭鉱電車へと電力を供給していました。電車が国内で整備されたのってここが最初とのこと。
実は、このサンデンさんで大牟田と天草を結ぶ重要な発見をしたのですが、それはまた後日。
続いて、お腹が空いた一行は、昼食へ。向かったのは、「高専ダゴ」
でかいです。
これは有明高専の学生さん達が食べていたものらしく。お好み焼きに近いです。ただ、家庭で食べるというよりは、このようなお店で食べるもののよう。トッピングのマヨネーズが20円で売ってあって、学生の食べ物だった名残りが伺えます。
お昼時の店内。大繁盛です。
昼食の後、向かったのは万田坑です。こちらは万田炭鉱館。
現在、世界遺産登録を目指している万田坑では、GW期間中にお祭りが開催されており、大変な賑わいでした。正直、想像していたものとはかなり違った様相に面くらいました。
上記は、新しく出来たステーションとのこと。中には、万田坑などに関するパネル展示や、お土産物を売っています。
そして、こちらが万田坑の立坑に立つ、竪坑櫓(たてこうやぐら)です。熊本では、写真などを良く見ることがありますね。これが何かというと、要はエレベーターです。吊るされたゲージに乗って、数百メートル地下へと降っていたそうです。
手前に写る操作するための部屋の中はこんな感じです。ラピュタの世界観に似ていると思ったら、ラピュタにも炭坑が出ていますね。
炭坑のシンボルとしての竪坑ですが、炭坑で働いていた人の中には、この竪坑の地下数百メートルで過ぎて行った日々の方を、もっと記憶に留めてほしいと願う方がいるとのこと。これらは、その記憶を呼び起こす、呼び鈴なのかもしれません。
・・・
おっと、報告が長くなってきましたね。
実は、万田坑の後、宮原坑や、集治監跡、宮浦坑、三池港などを歩き回って来ました。それらは、今度第2段として報告したいと思います。
最後に、宮浦坑でサックスを吹き鳴らすおじさんです。大牟田は、サックスの音が似合う街です。