武蔵の人生訓
三連休を利用して熊本市松尾町岩戸の武蔵坐像を拝みに出かけました。坐像の横には、三大祈願と大きな看板があり、「勝ち運祈願」「合格祈願」「ぼけ封じ祈願」の三大祈願とありました。
近くには、「霊厳洞」という、剣豪宮本武蔵が「五輪の書」を著したといわれる有名な祠があります。
五輪書には、戦いの時の心の持ち方として、平常の時と少しも変わらず心を広く、素直で敏感であり、緊張しすぎることもなく、真理を見抜き、自由自在な状態に保ち、流れが一瞬も留まらないようにしなければならない。
動きが静かなときも、激しいときも、心は常に平静に保ち、心が動きに引きずられたり、動きが心に惑わされることなく、動きより心に気を配り、心を充実させなければならない。
自分が弱いと思う人は、心は強く、その心は他人に見抜かれないようにする。身分の低い者は大成している人の物の考え方を知り、成功者は、まっすぐな心を持つことが大切である。
武蔵像を拝みながら、よ~しこれで絶対にボケない。そしてもう一度五輪書を熟読してみようと思った。ん・・・・・・・・何か閃いた。そうだ五輪書に書かれた心得を守れば三大祈願は叶うのでは?振り向いたら宮本武蔵が笑ったような気がした。
熊本市の中心街から車で30分ほどで行くことが出来ます。駐車場も整備されています。付近はみかん畑や棚田が広がっており、とてものんびりした雰囲気が漂います。 展望所からは、有明海や雲仙が一望できます。たまには歴史探訪の旅行も良いものです。