天草産 天草大王

毎週木曜日、昼に入荷します

多くの人々の努力が実って、おいしい熊本、天草の地鶏が誕生しました。水炊きはもちろん、鳥すき、唐揚げなど地鶏本来の弾力のある歯ごたえと味をご堪能下さい。

 

「天草大王」ってどんな鶏?

 かつて熊本には「天草大王」という我が国最大級の鶏(雄の最大のもので背丈90cm、体重約7kg)が飼育され、「博多の水炊き」用として、大変珍重されていました。

 「天草大王」とはどのような鶏であったか、大正時代の文献には、『明治中期頃中国から輸入されたランシャン種を基に天草地方において肉用に適するように極めて大型の品種に改良されたもの』と記述され、飼育地方と大きさから「天草大王」と呼ばれました。

 しかし、昭和初期頃に絶滅してしまいました。

 そこで、熊本県農業研究センター(菊池郡合志町 現合志市)では、平成4年から「ランシャン種」に「大シャモ」、「熊本コーチン」を交配し、特に発育と羽色に重点をおいて選抜交配を繰り返し、10年の歳月をかけて復元することができました。

 このたび、復元された天草大王の雄と九州ロードの雌を交配した、くまもとの地鶏「天草大王」の精算を開始しました。

 資料:熊本県高品質肉鶏推進協議会 天草大王パンフレットより

2008年02月28日更新
キーワード: 天草大王