「さくらえびパフェは、ちょっと用意ができんじゃったが、ほれ。代わりにこの『天草サブレ』を食べるのじゃ。」
「おぉ!それは嬉しいのであ~る。いただきますなのであ~る。」
「それでは次の話に行くとするかのぅ。次は、ガルフィン号が登場する話じゃの。とうとうわしも出番が来たのじゃ。」
「そうなのであ~る。ガルフィン号との出会いもなかなか運命的だったのであ~る。」
~えび船長の回想シーン~
「よしっ!それじゃあ早速、天草のお宝を見つけるために出航するのであ~る!」
「でも、お宝ってどこにあるんだろうね?」
「確かに・・・。私たちも噂でしか聞いたことなかったし、実際にどこにあるかなんて知らないもんね。」
「そうなのであるか~。それは少し困ったのであ~る。」
「こんな時に、忠文さんやrareさんが居れば、心強いんだけどなぁ。」
「・・・・!!!そうなのであ~る!良いことを思いついたのであ~る!このうちわEBI's号に仲間を募集するのであ~る!そうすれば、お宝や忠文達を探す効率が上がるのであ~る!」
「それは、良いアイデアですね!早速、募集しましょう!」
「それじゃあ、このEBI'sカフェの看板に仲間を募集するチラシを貼っておきましょう!あそこならこのお店に入ってくる人、全員の目にとまるから。」
「そうするのであ~る!早速、準備に取り掛かるのであ~る!」
一同「はい!!えび船長!!」
【チラシ掲載から2~3日後・・・】
「こんにちわ~。えび船長さんはいらっしゃいますか?」
「いらっしゃいませ~。あら、こんにちは!えび船長は今、奥の部屋で天草に関する資料を読んでいますよ。何か御用ですか?」
「表のチラシ見て、興味を持って店に入ってきたんですけど僕たちも天草のお宝の話を聞きつけてこの島にやってきたんですよ!仲間を募集しているという話なんですが、僕たちもご一緒させてもらえませんか?」
「あぁ、そういうことですね!ちょっと待っててください。今、えび船長を呼んできますね!」
「天草までの長旅疲れたでしょう。良かったらこちらを召し上がってください。」
「おぉ、これはどうも。」
「春の季節限定『さくらえびパフェ』です。さくらえびの塩っ気とアイスの甘みが絶妙のハーモニーを奏でるうちの一押し商品です(*^^)v 今ではうちの一番人気の商品になってるんですよ♪」
「それは素晴らしいですね。ありがたく頂きます。うん、美味しい。」
「これはこれはよく来てくれたのであ~る。君の名前は何というのであ~るか?」
「そういえば紹介が遅れました。私の名前はクマ=ブルインと言います。ガルフィン号という船で海を旅しているんですが、今回、この天草には美味しい食べも・・・。いや、失礼。素晴らしいお宝が眠っているという噂を聞きつけまして、4人の仲間と1人の博士と一緒にこの天草に訪れたんですよ。」
「なるほどであ~る!仲間が増えることは大歓迎なのであ~る!ぜひ、一緒に航海してほしいのであ~る。」
「もちろん、こちらからもお願いします。この島と海にはそれはそれは美味しい海の幸・・・。いや、失礼。素晴らしいお宝が眠っていると私の鼻も感じていますので・・。ぜひ、よろしくお願いします。」
「よろしくなのであ~る!しかし、ひとつ気になることがあるのであ~る。さっき、博士と言っておったが・・・まさか、その博士は、わしに似ているであ~るか?」
「はい。特に顔の輪郭あたりが。」
「ふぉっふぉっふぉ~。腐れ縁とは怖いものであ~るな!よし、それでは早速、クマの仲間に会いに行くのであ~る!」
「それでは、船が止めてあるところまでご案内します。着いてきてください。」
~回想終了~
「こんな感じで、最初はクマと出会ったのであ~る。」
「博士と聞いただけでピンとくるとは、さすがおぬしじゃのぉ。」
「しかし、ガルフィン号に行って最初に博士を見たときは本当に驚いたのであ~る。」
「いやぁ、あれはタイミングが悪すぎたのじゃ。いつもあんなことをしてるとは決して思うんじゃないぞ。」
「ふぉっふぉっふぉ~。博士、顔が真っ赤なのであ~る!!」
「こら~。からかうもんでは無いのじゃ!!そして、これだけは言っておくがわしはいつも顔は真っ赤じゃ~~!!」
to be continued...