「ほら。お茶が入ったぞ。熱いので気をつけるのじゃ。さてさて、おぬしらはどうやって知り合ったんじゃ?」
「あれは、ちょうど前の冒険を終えて、次の冒険を何にしようか考えていた頃の話であ~る。」
~えび船長の回想シーン~
「ふぉっふぉっふぉ~。今日も良い天気なのであ~る。それにしても前の冒険も大変だったのであ~る。最近、前の冒険で倒した巨大ダコを使ったタコ焼きばっかり食べているので少し、甘いものが食べたくなってきたのであ~る。」
「こんにちは~。」
「おや?ここもカフェなのであ~るか?」
「そうですよ。その名も『EBI'sカフェ』といいます。先代からこの4月にちょうど受け継いだばかりなんですよ。良かったら入っていかれませんか?」
「『EBI'sカフェ』か!?なんとも良い名前なのであ~る!気に入ったのでここにするのであ~る。」
「ありがとうございます。いらっっしゃいませ~。」
「いらっしゃいませ~。EBI'sカフェへようこそ~。」
「ご注文は何にしますか?」
「とりあえずアイスコーヒーをもらうのであ~る。あと、何か甘いものが食べたいのだが、オススメはなんであ~るか?」
「オススメは春の季節限定『さくらえびパフェ』です。さくらえびの塩っ気とアイスの甘みが絶妙のハーモニーを奏でるうちの一押し商品です(*^^)v」
「美味しそうなのであ~る。それにするのであ~る。」
「お客さん見慣れない顔ですね。どちらからいらしたんですか?」
「ふぉっふぉっふぉ。そういえば紹介が遅れたのであ~る。私は、七つの海を旅する冒険家、バスコ・ダ・エビであ~る。ちょうど前の冒険を終えて一息ついている所なのであ~る。」
「それは凄いですね!と、いうことはこの島にまつわるお宝の噂を聞きつけてやってこられたんですか?」
「なんじゃと?もう1回、言うのであ~る!」
「ご注文繰り返します。アイスコーヒーとさくらえびパフェですね。」
「そっちじゃないのであ~る。この島にはお宝が眠っているのであ~るか?」
「あくまで噂なんですけどね。この島は通称:『宝島』と呼ばれているんですよ。そして、先代の忠文さんとrareさんもその宝を探すと言いだして先月、船に乗って海に出て行ってしまったんですよ。」
「それは良い話を聞いたのであ~る。よしっ!わしが目指す次のお宝はこの天草のお宝にするのであ~る。」
「私からのお願いなんですが、私たちもその冒険に連れてってはもらえないでしょうか?」
「ちょっと待ってよ。このお店はどうするの?」
「まぁ天草から出るわけじゃないし、交代で店番すれば何とかなるよ。」
「それなら、このカプセルを使うと良いのであ~る。このカプセルに店の記録を残せば、みんなでお店の状況をお互いに見ることができるようになるのであ~る。」
「それなら安心だ!それでは、よろしくお願いします。」
「よしっ!そうと決まったなら早速出航するのであ~る。みんな急いで準備をするのであ~る!」
一同「はいっ!えび船長!!」
~舞台は戻り、エビ博士の部屋へ~
「なるほど~。そんな風に出会っていたとはのぉ。そして、ちょうどこの後じゃったのぉ。ガルフィン号のメンバーとおぬしらが出会ったのは。」
「そうだったのであ~る。あれは、たしか・・・。」
「ちょっと待つのじゃ。また、長くなりそうじゃ。一息つこうかのぅ。なにかお菓子でも食べるかの?」
「それなら・・・・、さくらえびパフェが良いのであ~る!!」
to be continued...